地球温暖化の危険性
近年、環境問題が盛んに議論され、地球の未来を守るために何をしなければならないかが考えられるようになってきた。そのような地球環境問題の中でもっとも重大だと思われるのは地球温暖化である。地球の気温が今のペースで上昇し続ければ、2100年には気温がセ氏5.8℃上昇するとされている。その結果南極の氷が溶解することによる洪水や、干ばつによる水不足が全世界で引き起こされるかもしれない[1]。この地球温暖化を防止するために日本は二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を減らし、先進国として京都議定書の削減義務を履行していかなければならない。すぐには明確に被害が認識されない問題であり、長期的な観点から問題に対して取り組んでいく必要がある。

車による大気汚染
もうひとつ、自動車による大気汚染による直接的な被害も大きい。特に交通量の多い道路沿いの住民などを中心に喘息や気管系の病気を抱える人が多い。東京都では7万人が被害を認定されており、潜在的な被害者は60万人を越えるといわれている。発作により突然死に至るケースもみられ、裁判などにより自動車と健康被害の関係が立証されているのである[2]。

自動車分野で二酸化炭素排出を削減
二酸化炭素の主な排出源であるが、自動車などの運搬部門がそのうち30%を占めている[3]。その他の部分は製造業などの各産業であるが、自動車が二酸化炭素排出のもっとも大きな原因であると言えそうである。よって私たちは自動車関連の二酸化炭素輩出を積極的に抑えなければならない。そして自動車は、各企業の排出削減努力とは異なり、私たち一般の消費者が十分にかかわれる分野である。そこで、環境にやさしい車を取り上げ、なぜそのような車が環境にやさしいのか、現状で環境にやさしい車の普及を妨げている要因、そして地球環境は救われるのかなどについて語る。