Category: 02:ガソリン使用量を減らす
ハイブリッド車とは
環境にやさしい車といえば真っ先にハイブリッド車が思いつくだろう。トヨタのプリウスやホンダのシビックなどが有名である。このハイブリッド車がなぜ環境にやさしいかというと、電気モーターとエンジンの両方を積んでいることによる。電気モーターによりエンジンが使用するガソリンの量を減らそうということである。二酸化炭素はガソリンが燃焼することで生じる。したがってガソリンの使用量を減らせば必然的に環境にやさしい車となれるのである。
ハイブリッド車の燃費
ではハイブリッド車の燃費性能はどれくらいなのだろうか。たとえばトヨタのプリウスではリッター当たり35.5kmとされている[4]。一方、ホンダのインサイトだとリッター当たり36から32km、シビックハイブリッドでは29.5kmである[5]。一般のガソリン車の燃費がリッター当たり18kmであることを考えれば、実に2倍近くガソリン代を浮かせることができると同時に、現在の二酸化炭素排出量を単純計算で半分にすることができるのである。
ハイブリッド車の性能
ハイブリッド車といえば発売当初よりパワー不足が懸念されてきた。動力の半分を電気モーターに頼るため、ガソリンエンジンの馬力に追いつくことができるかどうかが不安視されていたわけである。しかしながら、最近では技術革新によりガソリン車に負けない性能を持つようになってきた。それどころか加速性能では従来のガソリン車を上回る車種も発売されており、パワーという点でマイナス視をする必要はないだろう。
普及し始めているハイブリッド車
ただし、ハイブリッド車は販売価格がまだまだ高いのである。そしてそのことがハイブリッド車の普及を阻害している。価格が高い原因は販売台数が少ないことによる。したがって価格を下げるためには多くを売らなければならず、また多くを売るためには価格を下げなければならないというジレンマに陥ってしまっている。最近になって販売台数は伸びてきているが、コスト削減の閾値、すなわち臨界質量と呼ばれる台数は年間45万から50万台であるといわれている[6]。2004年の各社の販売台数をみるとホンダで10万台前後であり、コスト削減までまだまだ道のりは長い。
では消費者はなぜハイブリッド車を買わないのであろうか。もちろんひとつには上記のようにハイブリッド車の販売価格が高いことが挙げられる。そして第2に、現在のガソリン価格が安いのである。ハイブリッド車はモーターとエンジンの組み合わせにより燃費を劇的に良くしている。それは消費者からみれば燃料コストを下げられるということにつながる。しかし、ガソリン価格は消費者にコスト意識を喚起させるほど高くないのである。ハイブリッド車を購入するコストに比較して、燃料コストの低下が見合っていない[7]。地球環境問題と合わせて世界の原油枯渇も叫ばれてきており、将来的にガソリンのコストが上昇すれば、いつか燃料コスト削減が消費者にとって魅力的になり、ハイブリッド車の販売台数が伸びる可能性はある。
まだまだ普及が思うようにいかないハイブリッド車であるが、もし日本そして世界で広まったとすれば、現在の地球環境問題に大きな福音をもたらすだろう。運輸部門での二酸化炭素排出はそのほとんど全てが燃料であるガソリンや軽油が原因となっているのであり、ハイブリッド車の普及は非常に強力な切り札として用いることができる[8]。さらに、大気汚染や関連する病気などについても、ハイブリッド車は燃費を良くし、ガソリンの燃焼を抑える。よって大気汚染物質の排出が減少し、大気汚染被害を少なくすることができるだろう[9]。
ディーゼル車もハイブリッドへ
一方でディーゼル車にハイブリッド技術を応用する試みもはじめられている。ディーゼルエンジンはディーゼルオイルで走るが、このディーゼルエンジンとハイブリッド車に用いられている電気モーターを組み合わせることで環境対策となり、さらに性能効率アップも見込めるというのである。トラックであれば重い荷物を運ぶし、バスならば頻繁に停止を繰り返す。こうしたディーゼル車の特性に対し、高い加速性能を持つハイブリッドモーターが適しているというわけである。実際にハイブリッドディーゼルバスはアメリカで運行している。ただしコスト面でまだまだ改善の余地があり、全面的な利用まであと5年程度はかかる見通しである[10]。
環境にやさしい車といえば真っ先にハイブリッド車が思いつくだろう。トヨタのプリウスやホンダのシビックなどが有名である。このハイブリッド車がなぜ環境にやさしいかというと、電気モーターとエンジンの両方を積んでいることによる。電気モーターによりエンジンが使用するガソリンの量を減らそうということである。二酸化炭素はガソリンが燃焼することで生じる。したがってガソリンの使用量を減らせば必然的に環境にやさしい車となれるのである。
ハイブリッド車の燃費
ではハイブリッド車の燃費性能はどれくらいなのだろうか。たとえばトヨタのプリウスではリッター当たり35.5kmとされている[4]。一方、ホンダのインサイトだとリッター当たり36から32km、シビックハイブリッドでは29.5kmである[5]。一般のガソリン車の燃費がリッター当たり18kmであることを考えれば、実に2倍近くガソリン代を浮かせることができると同時に、現在の二酸化炭素排出量を単純計算で半分にすることができるのである。
ハイブリッド車の性能
ハイブリッド車といえば発売当初よりパワー不足が懸念されてきた。動力の半分を電気モーターに頼るため、ガソリンエンジンの馬力に追いつくことができるかどうかが不安視されていたわけである。しかしながら、最近では技術革新によりガソリン車に負けない性能を持つようになってきた。それどころか加速性能では従来のガソリン車を上回る車種も発売されており、パワーという点でマイナス視をする必要はないだろう。
普及し始めているハイブリッド車
ただし、ハイブリッド車は販売価格がまだまだ高いのである。そしてそのことがハイブリッド車の普及を阻害している。価格が高い原因は販売台数が少ないことによる。したがって価格を下げるためには多くを売らなければならず、また多くを売るためには価格を下げなければならないというジレンマに陥ってしまっている。最近になって販売台数は伸びてきているが、コスト削減の閾値、すなわち臨界質量と呼ばれる台数は年間45万から50万台であるといわれている[6]。2004年の各社の販売台数をみるとホンダで10万台前後であり、コスト削減までまだまだ道のりは長い。
では消費者はなぜハイブリッド車を買わないのであろうか。もちろんひとつには上記のようにハイブリッド車の販売価格が高いことが挙げられる。そして第2に、現在のガソリン価格が安いのである。ハイブリッド車はモーターとエンジンの組み合わせにより燃費を劇的に良くしている。それは消費者からみれば燃料コストを下げられるということにつながる。しかし、ガソリン価格は消費者にコスト意識を喚起させるほど高くないのである。ハイブリッド車を購入するコストに比較して、燃料コストの低下が見合っていない[7]。地球環境問題と合わせて世界の原油枯渇も叫ばれてきており、将来的にガソリンのコストが上昇すれば、いつか燃料コスト削減が消費者にとって魅力的になり、ハイブリッド車の販売台数が伸びる可能性はある。
まだまだ普及が思うようにいかないハイブリッド車であるが、もし日本そして世界で広まったとすれば、現在の地球環境問題に大きな福音をもたらすだろう。運輸部門での二酸化炭素排出はそのほとんど全てが燃料であるガソリンや軽油が原因となっているのであり、ハイブリッド車の普及は非常に強力な切り札として用いることができる[8]。さらに、大気汚染や関連する病気などについても、ハイブリッド車は燃費を良くし、ガソリンの燃焼を抑える。よって大気汚染物質の排出が減少し、大気汚染被害を少なくすることができるだろう[9]。
ディーゼル車もハイブリッドへ
一方でディーゼル車にハイブリッド技術を応用する試みもはじめられている。ディーゼルエンジンはディーゼルオイルで走るが、このディーゼルエンジンとハイブリッド車に用いられている電気モーターを組み合わせることで環境対策となり、さらに性能効率アップも見込めるというのである。トラックであれば重い荷物を運ぶし、バスならば頻繁に停止を繰り返す。こうしたディーゼル車の特性に対し、高い加速性能を持つハイブリッドモーターが適しているというわけである。実際にハイブリッドディーゼルバスはアメリカで運行している。ただしコスト面でまだまだ改善の余地があり、全面的な利用まであと5年程度はかかる見通しである[10]。